じめじめした季節ですが、皆さん、体調など崩されていませんか。
毎年、このじめじめは嫌なのですが、これからはじまる猛暑の前の地ならしだと言い聞かせています。
各地で大雨による被害が報道されていますが、被害に会われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
暑い季節ですので、どうか体調には十分ご留意ください。
暑い季節ですので、どうか体調には十分ご留意ください。
では、本題の更新データです。
2013.6月に連係、データは2013.7月~2016.6月のものです。
システム構成
- 太陽電池モジュール Sunpower製 327W X 760 枚 = 248.520KW ( 直列8枚X 並列95枚)
- パワーコンディショナー 日新電機製 250KW X 1
- 設置面積 : 1,680m2 (70m X 24m)
- 電気方式 : 高周波PWM三相三線方式
予想発電量はNEDOの日射量データベース MONOSOLAR5で計算、システム効率94%で計算しています。
劣化率の計算について
太陽電池モジュールについては保証の話ばかりされておりますが、劣化についてはあまり語られていないように思います。
太陽電池モジュールの劣化はその殆んどが金属の腐食によるものです。
バックコンタクトの技術は表面上の配線が無く、腐食の原因となる金属の部分がありません。
そのため劣化がおきにくいのです。
わたくしどもはSUNPOWER社が経験値で出している年-0.25%(注)の発電量低下率で2年目から計算しております。 つまり-0.25 X 20年で-5% となり、20年後も95%の発電量を維持できることになります。
*注) -0.25%劣化率は経験値です。SUNPOWER社は保証値として-0.5%/年を提示しています。
上記の表をみていると予想発電量というのは単なる目安なんだと認識させられます。
冷夏とか暖冬とかいう言葉が通例化していますが、過ぎたことに対して私たちはすぐ忘れてしまいます。 あの東日本大震災から早くも5年経ち、地球温暖化が叫ばれてからはもっと長い時間がたっていますが、再生可能エネルギーの命題はずっと続いていくものです。 この地球とわたしたち人類のあるかぎりです。
だから、こうしてデータを見ていくことはとても大事だと思います。
ここ数年、社会的な関心と売電ビジネスの高まりで、太陽光発電もモジュールだけでなく、パワコンや蓄電池等周辺機器の技術も急速に進化してきています。
出力側だけでなく受け手の充実も必要だということです。
出力側だけでなく受け手の充実も必要だということです。
技術も世の中も誰かが飛びぬけているだけではだめなんですね。
それと残念ながらエコロジーという理想論だけでは進歩は遅く、大きなビジネスチャンスがないと動かないのも現実だなと思います。
それと残念ながらエコロジーという理想論だけでは進歩は遅く、大きなビジネスチャンスがないと動かないのも現実だなと思います。
いろいろな思惑はありますが、全体のシステムが成長していき、自然エネルギーを使うという希望がもっと広がっていけばいいと思います。
停電時のパワコンの対応について
50KW以上の高圧用太陽光発電の売電の場合、キュービクルを介して600Vにして電力会社に送電します。
停電時はパワコン側に電気系統の異常が感知され、安全のために運転を停止することがあり、人力によるパワコン再起動が必要となることがあります。
これは決してトラブルではありません。 電力会社との系統連係の場合、細かく指示されていることです。
停電なんてめったに起きないと普段私たちは思っているのですが、実は雷などによる瞬時停電を含めるとわりと発生しているのです。
監視ソフトはただ発電量を計測するだけでなく、システムの状態を把握するためのものでもあります。
しかし、何事にも人の手の対応が必要です。
太陽光発電というのは電気を送っているのだということ、そのために安全策がとられているのだということを、お客様も認識してシステムを理解していただきたいと思います。
わたくしどもは、お客様の資産を一緒に守るためのお手伝いをさせていただきます。
エム・ソーラーシステムの監視ソフトの利点
- wifiを利用し、PCだけでなくスマートホンからいつでも発電量をチェックできます。
- 日射、気温、発電量をグラフ表示でわかりやすくしました。
- NEDOの日射量データベースから計算した当月推定発電量に対して実発電量を表示
- 任意の過去のデータをCSVにて出力
- 当日の最高の発電量を表示
監視ソフトの画面、左がパソコン画面、右がIPHONEでの画面です。
SUNPOWERのパネル販売も行っております。
お問い合わせは
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